ヒリヒリした音楽を望んでる
イエローモンキーの新曲「天道虫」が配信されてから早1ヶ月が経とうとしている。骨太でギラギラしたガレージロックの要素や様々なジャンルが混ざっている(だろう)サウンド、簡潔でそれでいて衝撃的、ダブルミーニングがふんだんに使われたフレーズの連続した歌詞。Mステで披露したとき、ファンでなかった若い層も取り込んでしまっていてさすがすぎるイエローモンキー。
メンバーの熟した色気や、経験を感じさせる技術のなかにある衰えない若さ、ほとばしる勢いに他のアーティストには感じないものを感じ取ってくれたのではないかな!と超絶贔屓目に評価している(私も取り込まれた人の1人として)。でも、イエローモンキーの凄さはこんなもんじゃないだろうと過去の曲を聴いていて思う。
来年は再集結してから初めてのアルバムが発売される。水面下の下から出てくるときはいつも「表向き」だなという感じが拭えなかったのだけど、本気のイエローモンキーはきっとアルバムのなかにあるのではないかとかなり期待している。ここまでベストアルバムとシングルのみで繋いで溜めたからにはみんなが椅子からひっくり返るようなアルバムを作ってほしいと思ってしまう。そういうプレッシャーと今ロビンは闘っているんだろうけど、きっと新しい世界を私たちに見せてくれる。「天道虫」はその入り口だと思っている。
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