KamiYui 感想


ずっと欲しいな、欲しいなと思っていた商品がありまして。

それは吉井さんがプロデュースした香水、「KamiYui」。

どうやら、映画「髪結いの亭主」から名前が来ているらしく非常に気になっていました。

吉井さんが本のなかで紹介していたこの映画を私も観たことがあって、フランス特有の退廃的で色香ただようあの感じ……。私も好きな映画のひとつです。


というわけでずっと気になっていたこの香水、オンラインストアで「残りわずか」という表示を見つけてしまい、翌日が吉井さんの誕生日だったということもあって売上金を誕生日プレゼントにしようとまったく色気のない発想で買う決意をしました。


そして届きました。

すごくしっかりした箱。そしてこの模様。とても「吉井和哉」っぽい。箱の匂いも思い切り嗅いでしまった。

すてき……。持ち運びできるサイズでちょうどいい。初代のデザインも好きなんですけど、このデザインもすてきです。アール・デコ調なところがヨーロッパを思わせてくれますね。


実は香水を買ったのが生まれて初めてでして。今までボディフレグランスや、ヘアミストをつけていたので「トップノート」や「ラストノート」の意味がわからず…。時間が経つごとに香りが変わるみたいですね。素晴らしい。


さっそくワンプッシュ手首につけてみました(けっこうギュッと押さないと出てこない)。


……………これは……おばあちゃん?


第一印象は「おばあちゃん」でした。


詳しく言うと、「仏壇がある家に住んでるおばあちゃんの匂い」。

つまりお線香ですね。

考えてみたらこのKamiYui、ムスクとビャクダン(白檀)を合わせた香りとか書いてあったような…? 香りの一覧を見てみるといろんな成分が入ってるみたいで、バニラのような匂いもします。でも、全然嫌いな匂いじゃない…。むしろずっと嗅いでいたくなる懐かしい匂いがします。男性を抱きしめてこんな香りがしたら切なくなってしまいそう……。大人な香り。吉井さんもこんな匂いがするのかな……。


この香水を作ってくださりありがとうございました。買ってよかったです。大切に使わなきゃ。デートやライブなどの特別な日につけようと思います。

無くなったらまた買おうかな。



マジかよ。